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白百合衆は、2006年3月に解散した「月刊ヘップバーン（黛まどか代表）」において、「ヘップバーン俳句賞」を受賞したメンバーにより組織されています。 俳句座☆シーズンズでは、会員指導及びマンスリー投句選者を務めます。 |
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＜鈴蘭衆＞
「鈴蘭衆」は、「白百合衆」が年間の実績等を考慮して選ぶ、 「シーズンズ俳句賞」受賞者であり、白百合衆のサポート役として 句会指導等にあたっています。 |
菅野奈都子 娘の持参したバスケットに、お店で購入したアイスコーヒー、アボカド＆サーモンサンド、苺とカットフルーツを詰めて、公園ピクニック。水辺には芽柳が揺れ、鴨が浮かび、眩しい光と風の中でゆったりとした時間を満喫。 |
夏隣 街角のカフェは満席花ミモザ マネキンの腰のくびれや夏隣 灼熱の陽をはじきたるパレオかな 祭笛父祖の血潮の滾りたる 芽柳や風のきららに水の綺羅 |
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松下美奈子 石垣島を旅した時のこと、多くの女性がハイビスカスの花を髪に飾っていて驚いた。聞けば、未婚の人は右耳、既婚の人は左耳の上に挿すのだとか…なるほど！ |
モヒート 西海の白波しるきイースター 雨意払ひたる藤棚のそよぎかな 湿気たるマッチ幾度も昭和の日 モヒートのミント突いて夏隣 パレオ着て髪に真紅の花飾り |
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高尾早弓 広電の白島（はくしま）駅をGoogle Mapで探して乗ろうとし、市電なのになぜ高架？と思ったらアストラムラインの白島駅で、１キロ離れた広電の駅まで汗だくで走りました。初見殺しです。 |
瀬戸 春霞ほどけて瀬戸の島いくつ スナック波止場春霖の灯をともす 蕎麦湯注ぎ足してしばらく若葉雨 朴若葉影を大きく成しにけり 鉦・太鼓祭法被は背で着る |
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石井優美子 薄切り胡瓜と茄子を軽く湯通しし、温めた中華の出汁スープへ。 賽の目に切ったお豆腐と茹でうずら卵を入れ、片栗粉でとろみをつけ、冷蔵庫へ。薄暑のころの食卓に。 |
地球儀 庭花の匂ふにまかせ春の闇 蒲公英の絮の一つが本の上 地球儀の海の水色夏浅し 島の娘の人懐こさのパレオかな 川風に灯り初めたる祭舟 |
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堤亜由美 映画「教皇裁判」を観た。奇しくも現実にコンクラーベが行われようとしているタイミング。ベールに包まれた教皇選出のドラマが描かれ、興味深い内容だった。現実の世界でも無事新しい教皇が選出された。混沌の世の道標となられることを期待したい。 |
ピアノエチュード 荒し男の過ぐる祭の匂ひかな 懇ろに返す土の香春惜しむ こでまりやピアノエチュード風に乗り 人の良き家系なりけり木の芽和 ここまでは届かぬ噂百千鳥 |
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降矢とも子 試食したら意外な美味しさで思わず購入した深大寺土産の有平糖。 全く同じ商品が、私の地元土産としても売っていた。 行きつけのスーパーでも売っていた。 さらに製造所が地元！知らなかったよ〜 |
眦 眉抜いて眉描いてゐる目借時 柿若葉タイムカプセルあのあたり 封緘にハートのシール若葉風 翻すパレオ潮の香持ち帰る 朱を引きし若き眦祭笛 |
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